ロータリアンの広場 |
2730地区 PDG 菊地 平(ジャパンカレント・ロータリーEクラブ)
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ロータリーの事にも少し関係して触れて見ます。 2002−2003年度RI会長ビチャイ・ラタクル氏は日本にも多くのフアンがおられる名会長です。その時の地区ガバナーは、今は亡き海江田卓さんで、私は、当時宮崎中部分区のガバナー補佐でした。 RIテーマは慈愛の種を播きましょう・SOW THE SEEDS OF LOVEでした。 「私達ロータリアンは、自分自身十分に慈愛の心を備えているのですが、私達の前途に横たわる壮大な目標を達成するためには、私達の信条と負託を共有してくれる人々がもっと沢山必要なのです。私たちの組織の永続を確実なものにする最善の方途は、出来るだけ沢山の人々の心に慈愛の種を播くことです」とラタクル会長は格調高く呼びかけられました。 そして、海江田ガバナーは就任挨拶で次のように月信に書かれました。 〜〜LOVEを単に「愛」と訳するのではなく、仏教国タイ出身の会長に相応しいように「慈愛」という表現になっています。また「種を播こう」ではなく「播きましょう」としたところにも、氏の人柄と「クラブ主体の考え方」が反映されています。ラタクル氏は「世界はパンよりも愛に飢えている。他人のために何が出来るかを考えよう」と訴えて居られます。 ロータリーは「平和で調和のとれた世界」を「世界のあるべき姿」として思い描いて居る。それは「慈愛の世界」であるとも言っておられます。ロータリーにおける最善の親睦、奉仕は常に愛の心から出たものであるとし、クラブに、職場に、地域社会に、そして世界に慈愛の種を播きに出かけようと呼びかけて居られるのです。〜〜〜 〜〜宮崎県中部分区ガバナー補佐の菊地平氏から良寛和尚の「愛語」という書を紹介していただきました。「愛語ト言ハ、衆生ヲ見ルニ、マズ慈愛ノ心ヲオコシ、顧愛ノ言語ヲ施スナリ」と言う一文で始まり、「愛語ハ愛心ヨリオコル、愛心ハ慈心ヲ種子トセリ」と説かれています。ラタクル氏の言葉の根底に流れるものを汲み取れるような気がします〜と。〜〜。 最後に良寛禅師戒語「九十戒」の最初の分を載せます。心したいと思います。
悟り臭い話を長々と書いてしまいました。どうぞご叱正下さいますよう。 (2017年8月26日) |