「過去を内省し、新しきものを統合していこう」のまとめ
元RI理事・2830地区 PDG 黒田正宏(八戸南)

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元RI理事
2830地区 PDG 黒田正宏

(はじめに)
 私は1978年にロータリークラブに入会しました。その後、2009-11年度にRI理事を担当しましたが、国際ロータリーの大きな変化に直面しました。
 たとえば古きものを切り離して、あたらしきものを追求するといった、大転換をめざす一部の主張には疑問を感じました。私たちは、過去と現在を統合する方法を見つけることが求められているのだと思います。そのうえで、ロータリーを再発見し、奉仕と友情の輪を広げることが求められているのです。
 そこで、私なりにロータリーの原点を振り返り、私が国内外で体験してきたことを整理して、力不足ですが、再生ロータリーの歩みをまとめてみました。

(まとめ)
以下のことはあくまでも私の個人的体験からの結論です。ご了承ください。
本来はもっと幅広く、ロータリーのあらゆる活動からの結論にするべきだと思います。

  • ロータリーの原点は親睦と奉仕で、善意の実践です。
  • 職業奉仕はロータリーをユニークなものにする土台です。
  • 国際ロータリーの基本はクラブです。クラブの活性化がロータリーの再生に必要です。
  • 国際ロータリーのグローバルな基準を尊重する。
  • 日本からも発信して多様性を含んだグローバルスタンダードにしていく。
  • 同時に、各地域や国における文化や伝統を尊重する。
  • 国際ロータリーとロータリー財団は車の両輪であり、財団への善意の寄付なくしては、国際ロータリーの発展はないと言えます。
  • 奉仕活動の手順や方法は時代の変化と共に発展させる。特に最新のウェブサイトによる情報交換は非常に重要である。
  • 現在のグローバル化と急激な技術の進歩に対して、RIでは組織管理の専門会社に委託して診断、対策方法と評価などのアドバイスを得ている。
  • ロータリー活動の重点化、簡素化と透明化を目指して「RI戦略計画」をクラブレベルで行うことが推奨されている。
  • 会員が私たちの財団と思えるような、また焦点を絞った「未来の夢計画」が開始された。クラブや地区の経験により、今後さらに柔軟性が求められている。
  • 奉仕活動の内容はこれまでの経験に、新しいことを統合する。
  • ロータリーが100年以上継続したのは正しい行いをしてきたためであり、適切な組織運営を先人ロータリアンが行なってきたためです。これからも知恵を結集して歩み、実践していくべきである。
  • 社会人としての個人的責任と、参加している組織の社会的責任を気づかせてくれたのも、私にとってはロータリーです。この二つの責任を果たす方法もロータリーの奉仕活動実践の中にあります。
  • 私が医師として学んできた「人間は身体的、精神的、社会的および倫理的存在であり、自然に生かされて生きている」ということと、シェルドンの「奉仕の概念」に説明されている内容がよく似ています。いずれも自然の原則に合致していると思います。

(2014.07.28)

この原稿は元RI理事の黒田正宏氏のロータリー創立100周年後の歩みで感じたことをまとめられ「過去を内省し、新しきものを統合していこう」という著書の中から抜粋して掲載したものです。

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