ロータリアンの広場


ロータリーの歴史年表(2020年6月30日改訂版)その1


2710地区 諏訪昭登PDG
2710地区 PDG 諏訪昭登(広島西)
1868 : ロータリーの創設者 Paul Harris 生誕(4/19)
1905(M38): 2月23日、ポール・ハリス他3 名(シルベスター・シール、ハイラム・ショーレー、ガスターバス・ローア)がシカゴ・ロータリークラブを設立(ロータリーの創立)。ノース・ディアボーン街、ユニティビル711号室、ローアの事務所にて(1業種1人の原則)。初代会長はシルベスター・シール。極めて初期にロータリーソングの習慣始まる(ハリー・ラグルス)。
1906: シカゴRC定款制定 (定款第2条「綱領」に2項目「相互扶助と親睦の概念」を設定。その後ドナルド・カーター直言により3 項目に「社会奉仕概念」を追加)。
1907: ポール・ハリスがシカゴRC三代目会長に就任。公衆便所設置市民運動を喚起し1909年、市内2か所に設置(社会奉仕の実践)。
1908: サンフランシスコに2 番目クラブ誕生。ついでオークランド(初の毎週例会クラブ、1909年)、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークでRC 設立。シカゴRCが最初の家族会を開催。フレデリック・シェルドン、チェスリー・ペリーが入会(6月)。シェルドンが「職業分類表」を作成。1908年10月、P.ハリス会長がシェルドンのService理念と拡大を急進的に進め、クラブと意見対立を惹起して2年目途中で辞任。シェルドンも拡大委員長罷免。
1910: 全米ロータリー・クラブ連合会(National Association of Rotary Clubs of America)が誕生し(16RC、1,500人)、ポール・ハリスが初代会長に就任(2ヵ年度)。後年これをRIの創立と位置づけた。ペリーが初代事務総長となりシェルドンはBusiness Method Committee委員長となる。

シカゴで第1 回ロータリー大会開催。最初のロータリーの綱領制定(親睦が目的から外れ物質的相互扶助からの脱却を図る)。

大会演説でシェルドン(シカゴRC)が“He profits most who serves his fellows best.”を発表。ロータリー年度開始がこの大会翌日からとなる。

10月、カナダでウィニペグRC誕生(米国以外で初、翌年度加盟)。

1911: 「The National Rotarian」1月26日に発刊(第1巻第1号)、翌年9月に「The Rotarian」と改称(第3巻第1号)。

ポール・ハリスが第1巻第1号に「Rational Rotarianism」掲載(ロータリーで重要な精神的要素“ Toleration”「寛容」出典の起源)。

ポートランドで第2回大会開催。シェルドンの標語は“He profits most who serves best.” (最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)となって「ロータリー宣言」の結語として採択。またフランク・コリンズ(ミネアポリスRC)が小旅行企画の船上で、“Service, Not Self ”(超我の奉仕)を発表した。その後“Service Above Self ”に変更され(変更者不明)、シェルドンの標語と共に広く使用されるようになる(1920年頃から)。

「The National Rotarian」 11月号(第2巻第1号)にコリンズの“Service, Not Self ”についての論文が掲載された(決して宗教的ではない)。 英国にロンドン他のRC設立が本格的に開始。

「Rotary Club Manual」発行(手続要覧の原型)。

1912(T1): 国際ロータリー・クラブ連合会(International Association of Rotary Clubs)に改称(ドゥルース大会 50RC 6,000 人 グレン・ミード会長 ポール・ハリス名誉会長)。

連合会の綱領とクラブの綱領が分離された(親睦と相互扶助を一掃)。

クラブ綱領 5ヵ条を含む模範定款・細則発表。クラブ綱領に“service”という語が初出。

「ロータリー宣言」の結語に“Service is the basis of all business”が加わった(スローガンの前半部分)。ロータリー年度が大会翌日開始。

歯車のロータリーマーク制定。管区(地区)制制定。

シラキュースRC の身障者対策が、やがてトレドRC やエリリアRC のエドガー・アレン等による国際身体障害児協会の設立につながる(社会奉仕活動の顕在化)

1913: 水害援助拠金(オハイオ、インディアナ両州救済合計$25,000)。身体障害児対策開始(シラキュースRC)。ロータリー年度の表現開始(7月〜6月末決定・本格的実施は1917年)。

道徳律起草の提案(バッファロー大会)。シェルドンが黄金律を尊重した演説を行う。

1914: 第1次世界大戦勃発(1914~1918)。イギリスとアイルランドで戦争避難民救済活動(国際奉仕の萌芽)。Aims and Object Committee(目標設定委員会)設定。

ロータリー旗採用(ヒューストン大会)。IM 始まる(サンフランシスコRCとオークランドRC)。ロータリー・クラブ・イギリス連合会結成(BARC。後のRIBI)。ニューヨークに初のアディショナルRCが設立された。

1915: サンフランシスコ大会でアイオワ州スー・シティRCの労作である「ロータリー倫理訓(The Code of Ethics:道徳律)」を採択(職業奉仕基準の確立)

大会報告書の中に初めて“Ideal of service”の語が出現(グレン・ミード言)。

標準クラブ定款と模範クラブ細則を採用(クラブ管理の標準化)

地区制度・ガバナー制度の制定。アディショナル正会員制度の制定。

身体障害児対策を本格開始(トレドRC)。

キワニス・クラブ結成。本28 地区に分割。初めての平和フォーラム世界各地で開催。

1916: ガイ・ガンデイカー(フィラデルフィア RC)が道徳律を含む「A Talking Knowledge of Rotary(ロータリー通解)」を著し、連合会が出版(ロータリーの一般奉仕概念の確立)。

青少年活動國際委員会設立。米国で出席率競争開始。

1917: 6月18日、アトランタ大会でアーチ・クランフRI 会長が財団の前身となる“doing good in the world”を目的とする「ロータリー基金」(Rotary Endowment)を提唱した。

(ロータリー財団の始まり)。RI 大会の年度末開催が本格的に開始。調整のためこの年度は二度大会開催(シンシナティ、アトランタ)。

レズリー・ピジョン(カナダ・ウィニペグRC)が米国外から初めて連合会会長になる。

7月、新年度に入り、カンザス・シティRCがアーチ・クランフRI前会長への記念品代として集めた残金“26ドル50セント”を連合会に送ってきたので、理事会(1917.7.25-26)はクランフ会長が提唱した画期的基金への預託を採決した(最初の寄付)

名誉会員制度制定。身体障害児協会開始(トレドRC)。

ライオンズ・クラブ国際協会を非ロータリアン、メルビン・ジョーンズが設立(6月7日)。

1918: 連合会綱領に「ideal of SERVICE」という語が初出。

戦争避難民救済資金募集(アメリカの各クラブ)。第一次世界大戦終結。

1919: ジョン・プール会長が“Service Above Self”を使って演説(Not Selfの衰退へ)。

連合会とクラブの綱領が統一される(ソルトレイク・シティ大会)。

地区ガバナー国際会議シカゴで発足(後の国際協議会)。アジア地域初のマニラRC設立。

エリリアRCのエドガー・アレンがオハイオ州身体障害児協会を本格的に設立。

1920: フランク・コリンズ死去。 最初の手続要覧のRotary Creed(ロータリー信条)の中に、「“He profits ・・・”が「ロータリー宣言」にある二つの公式スローガンの後半部分として採用されている。スローガン全体は“Service Above Self−He Profits Most Who Serves Best”と読まれる」とある。

日本最初のクラブ誕生(東京RC:登録番号 855、米山梅吉、福島喜三次両氏の尽力による)。少年週間“boy’s week”開始(ニューヨーク RC)(初の青少年のための活動)

奨学金制度開始(アトランタ RC)。ロータリー徽章採用(楔穴無し)。

最初の「友愛の家」アトランティック・シティ大会で発足。

 

1921: 手続要覧にRotary Creedの他にRotary Mottoが入り、「“He Profits ・・・”が一般的にロータリー・モットーとして使用されている。“Service Above Self−He Profits Most Who Serves Best”の形式でも使われている」とある(モットーへ名称改変)。

米国外で初めて国際大会を開催(エディンバラ)。これを記念して綱領の中に国際親善と平和の項目を加えることを決定(国際奉仕の綱領化)

シェルドンが大会で「ロータリー哲学」を講演し、黄金律を尊重しながら語る。

この頃 “Service, Not Self ”が一般的にも“Service Above Self ”に変更される。

ソロプチミスト創立。全米身体障害児協会、国際身体障害児協会設立。

1922: 国際ロータリー(RI)に改称(ロサンゼルス大会<6/5~9>時の総数 1,243RC 81,000人)。

ロータリーの綱領改正(現在の原型、6ヵ条)。新しい標準 RI 定款・細則及びクラブ定款・細則を採択。メークアップ制度を含む出席規定制定(クラブ管理の抜本的改正)。但し6/6以前加盟のクラブは今大会採択と異なる規定を維持可能とした(特権保有クラブ)

大阪にRCが誕生(登録番号1349)。イギリスで RIBIによる地域運営が認められる。

1923: セントルイス大会で決議 23-34 採択 <ウィル・メーニアJr. ポール・ウエストバーグ>(ロータリー理念、原則の確立)

関東大震災に際しRIと各国RCから多額の見舞金が贈られる(RI:$25,000、合計$89,000)。震災孤児支援募金実施(東京RC。ニコニコ箱の原型)。

1924: ロータリー徽章の正式規格(楔穴付き)RI理事会採択。無地区時代日本にスペシャル・コミッショナー初代に米山梅吉就任(1924~1926)。
1926(S1): 第1回太平洋地域大会(5月・ホノルル)

日本初のRI理事に米山梅吉就任(1926~1927)。第1回都市連合懇親会開催(5月・大阪)。

1927: ベルギーのオステンド大会で四大奉仕部門(うち国際奉仕は翌年)を承認。これはAims and Objects Committee(目標設定委員会)提案による(四大奉仕への転換)。道徳律頒布中止。最初の青少年交換。RIBI正式承認。
1928: 「ロータリー財団」法人設立。のち、1931 年信託組織化、1983 年イリノイ州法のもとで非営利財団法人化(財団活動の確立)
ポール・ハリス著「The Founder of Rotary(ロータリーの創設者)」をRI 出版。ビビアン・カーター著「The Meaning of Rotary(ロータリー解析)」出版。

日本が満州、朝鮮を含む第70区に制定される。初代ガバナー米山梅吉。
大連RC 設立。 大連 RC の「ロータリー宣言」発表(古沢丈作)。
第2回太平洋地域大会(10月・東京)。

1929: 第1回RI第70区年次大会開催(4月・京都 第4回都市連合会を改称)。

モットー”He Profits---”廃止提案(ダラス大会29-7)否決。ロータリー徽章(楔穴付き)確定(29-12)。ロータリー旗規格確定。世界恐慌(10 月。)

1930: ロータリー創立25 周年、シカゴで盛大な記念大会開催(11,008人)
パスト・サービス会員制度制定。青少年交換指針発表。シェルドン退会。

ロータリー財団がポール・ハリスの寄付による最初の補助金 500ドルを拠出(エドガー・アレンの国際身体障害児協会<後のイースター・シールズ>へ)。

日本スマイル箱の原型(ただし罰金徴収式)が大阪RCで発足。世界的不景気発生。

1931: ロータリー財団信託宣言。

浄財拠出型スマイルボックス開始(東京RC関幸重命名)。道徳律頒布禁止。
日本第1回地区協議会開催(9月、第二代井坂孝DG)。月信第1号(8/10)会長幹事宛発行
第4号(10月)から全会員に配布。台北RC設立。

RI公式資料「目的設定計画」の中で、“ideal of Service”を具体的に説明(初出)。

1932: 「四つのテスト」創案(ハーバート・テーラー)。「国の法律習慣に関する批判」発表。

史上最初の会員数減少。 RIが初めての同時通訳システム導入(於ビクトリア)

1933: 「ロータリアン間の取引関係」を発表。一都市一 RC 制廃止。

右傾団体などからの圧力で京都RC12月第一例会、12月6日に石川芳次郎会長が君が代合唱(及び日の丸掲揚=推察)開始(京都RC週報)。戦後も各RCで継続されている。

1934: 規定審議会発足。シカゴ大学が「Rotary?」出版。

「国事に関する方針の声明」発表。少年週間が青少年週間(“youth week”)となる。

1935: 現在の「ロータリーの綱領」ほぼ完成、前文と四ヵ条の本文という解釈(目的の明確化)

ポール・ハリス夫妻来日(帝国ホテル内庭に「友愛の樹<月桂樹>」手植え2/9)。

国家間訪問(ロータリー友情交換プログラム)設定。

ポール・ハリス著「This Rotarian Age(ロータリーの理想と友愛)」をRI が出版。

「奉仕の理想」「我等の生業」第70 区京都大会で発表。シェルドン没。

1936: 「国家有事中のロータリー活動」発表。「大連クラブロータリー宣言」採択(区神戸大会、5月)。RIの中央集権制に日本への地域分権制導入を申し入れた。ロータリーの日本化運動。

「ニコニコ箱」の常設(大阪RC 7月、東京RC 9月)。

青少年週間が少年・少女週間(boy’s and girl’s week)となる。

ドイツでRC解散。翌年イタリア・オーストリアで解散続く。

1939: 第2 次世界大戦勃発(1939-1945)。日本、第70、71、72 区となる。自治地域制度適用。

日満ロータリー連合会(RIJM)結成(区別府大会・7月)RI黙認?

国際身体障害者協会 確立、推進。(エドガー・アレン)。シニア会員制度制定。

(2020.11.02)


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