ロータリー親睦活動は国際奉仕

2710地区 PDG 諏訪昭登(広島西)

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2710地区 PDG 諏訪昭登

 6月はロータリー親睦活動月間です。日本のロータリアンは、これをクラブにおける親睦活動と混同、誤解して、本来の意味を理解していない方が大多数のように思います。ロータリーの基盤は親睦(Fellowship)と奉仕( Service)にあって両者を結びつけるのが寛容(Tolerance)だと創設者ポール・ハリスが語っています。両者は両輪として直進し、最初の動力伝達は親睦からとの言葉も残しております。

 親睦は意義あるロータリー活動の原動力であることを認識し、単にクラブに関してのみ限定されるものではなく、広く世界に友情と親交の輪を広げるための全ロータリアン対象のロータリー親睦活動があることを衆知されたく思います。

 ロータリー親睦活動はRIの国際奉仕部門における常設プログラムです。国際奉仕というと、ともすれば従来の世界社会奉仕(WCS)に代表される人道的ボランティア活動であるかのように思われる傾向があります。しかしながら、国際奉仕はロータリーの目的第4項の表現を借りれば、「奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること」とあるように、ロータリー親睦活動はその一環であります。

 1928年に結成されたエスペラント語親睦グループをはじめ多くのグループが世界親睦活動(World Fellowships Activities = WFA)という名で活動しており、1970年にはRIの構成プログラムとなりました。  1989年には共通の職業を持つ「国際職業連絡グループ(International Vocational Contact Group = IVCG)」が試験的プログラムとして発足し、1993年には先の親睦活動グループと統合され、「ロータリー趣味・職業別親睦活動(Rotary Recreational and Vocational Fellowship = RRVF)」となりました。2000年10月、RI理事会は6月を「ロータリー趣味・職業別親睦活動月間」として特別月間と位置づけました。

 2001年6月理事会では、保健医療問題に関心を持つ親睦活動とボランティア活動を加えて、新たに「ロータリー親睦活動(Rotary Fellowship = RF)」と名付け、2002年1月1日から有効として月間名も「ロータリー親睦活動月間」と改称しました。しかしながら、これは趣味についての同好会的活動、職業別の同業者的活動、そして目的別のボランティア活動という、性格の異なる3つの組織が、ひとつの「ロータリー親睦活動」の枠に入れられていることでもありました。

 2005年理事会はその見直しをはかり、新しい発想のもとに「世界ネットワーク活動グループ(Global Networking Groups)」の名称で「ロータリー親睦活動(RF)」と「ロータリアン行動グループ(Rotarian Action Groups)」を設定することとしました。この「世界ネットワーク活動グループ」は国際的ベースで関係のある共有の問題に焦点を合わせて組織化されたロータリアン個人のグループと定義されています(ロータリー章典42条以下参照)。

 本稿では6月のロータリー親睦活動月間に因んで述べますと、2014年初め、RFは64のグループがRIに登録されています。日本ではその数は少なく、ヨット、囲碁、切手収集、ランニングとフィットネス(IFRFR)などがあり、趣味とレクリエーションによりそれぞれの目的は異なりますが、すべてのグループが同じ哲学や根底にある思想すなわちロータリーの精神を共有して、世界的規模で活動しております。世界的に新たな友情を育み奉仕の機会を増進するために、ロータリアンと配偶者、ローターアクターのために組織されているのであります。ロータリー親睦活動(RF) についてはRIのウェブサイトでご覧になったり国際大会のブースなどの活動を見て仲間を世界中に見つけて楽しんでみませんか!

 親睦はロータリーの雰囲気の中でますます深まる。ロータリーでは形式や気取りを去り、身分や地位に関係なく対等の立場で交わるからである。

(ポール・ハリス)

                                            (2014.06.06)

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