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炉辺談話(217)

閑話休題

規定審議会の難しい解説が続きましたので、今回は話題をがらりと変えて我が家のペットをご紹介したいと思います。

現在我が家には、老犬(アレックス雌11歳)と老猫(リラ雌18歳)がいます。昨秋までもう一匹、ポピーという17歳の雌猫がいたのですが、腎不全のため急逝してしまいました。急に何も食べなくなったので、友人の獣医に預けて、ロータリーの所用のため諏訪に行きました。本当はもう一泊する予定でしたが、虫の知らせか最終便で帰宅して動物病院に直行すると、私の顔を見て「ニャン」と一声鳴いてから旅立ってしまいました。

二人の娘がアメリカに住んでいるため、今ではこの二匹のペットが、子供以上に我が家にとって重要な家族になっています。

リラは下の娘がアメリカに嫁いだ代わりに、我が家の家族の一員となったアメリカン・ショートヘアですが、現在は人間に換算すると100歳以上の高齢なので、腎不全のために解毒剤と食欲増進剤とビタミン剤のお陰で、かろうじて生き延びている状態です。

アレックスは当時ホノルルに住んでいた上の娘が知り合いから分けてもらったのを私が日本に連れてきたものです。正式にはアレクサンドラと言いますが通称アレックス、25キロのアラスカン・マラミューです。1995年の1月10日に同じ飛行機に載せて連れてきましたが、関空の検疫所の2週間の留置期間中に阪神大震災が起こったので、震災直後の大渋滞の中を長時間かけて関空まで引き取りに行ったという思い出があります。
室内で飼っていますが、用便は必ず知らせますので、今まで粗相をしたことは一度もありません。日中はリビングの三つのソファーに、家内とアレックスとリラが、それぞれ縄張りを確保して、「コックリ、コックリ」と午睡をむさぼっています。コックリさんの三婆です。毎日1時間の散歩と食事は家内の日課になっているにもかかわらず、アレックスは私を完全にボスと信じきっているらしく、どんな命令にも絶対服従します。外出時には必ず付いてきますので、「お父さんはお仕事」というとすごすごと引き返します。何時に帰ろうとも必ず玄関まで迎えに出てくる忠実さは家内以上です。夜は私のダブル・ベッドの半分を自分の寝場所と決めており、私がベッドに入ると、自分の身をずらして、私の寝場所を譲るという細かい配慮まで示します。もっとも最近は大型犬特有の関節炎のせいで二階に上がる階段が苦痛らしく、リビングのソファーで寝るようになりました。

さて最近はロータリーの所用で内外の各地に行く用事が増えてきました。単身の場合は問題ないのですが、夫婦同伴の場合は、その期間ペットをどうするのかが大問題です。猫の場合は餌と水とトイレさえ揃っていれば、2-3日なら何とかなるのですが、犬の場合はそうは行きません。預かってもらう場所は確保しているのですが、預けらけることを察知して、車に乗るのを嫌がりますし、別れ際の恨めしそうな素振りは何とも哀れです。

昨年の正月に、帰省してきた下の娘夫婦と一緒に温泉にいくことになり、何とかペットも一緒にと色々な旅館と交渉したのですが断られ、止むなく、預けてでかけました。

さて、昨秋、卓話の依頼を受けたので、家内を連れて諏訪湖ロータリークラブを訪れた際、会員の植松氏の経営する「うらかめや」にお世話になりました。その際、ペットも泊まれるホテルについての話題に花が咲きました。「うらかめや」では何年も前からペットを受け入れているとのことなので、インターネットでそのことをPRしてはという話になりました。
一昨日、植松氏の奥様から、「ペットと一緒」というホームページのハードコピーが送られてきました。 http://www5.ocn.ne.jp/~urakame/dog.htm

ペットを家族同然と考えている人にとっては、こんなサービスは嬉しい限りです。まさしくロータリーの職業奉仕の実践です。
車に家内とアレックスとリラを載せて、諏訪湖を訪れるのを楽しみにしています。
なお、上の娘は動物好きが昂じて、現在シアトルで獣医をしています。


皆さまのお陰で、「ロータリーの源流」のヒット数がまもなく100,000件に達しようとしています。このホームページを通じて、日本全国、台湾、韓国にも友情の輪が広がったことを心から感謝申し上げます。このロータリー理解推進月間には8クラブから卓話の依頼がありましたし、毎月のように日本各地から、地区大会やIMや各種セミナーの講師依頼を受けているのも、「ロータリーの源流」を介するお招きであり、改めて、ウエブサイトの影響力の大きさを再認識しております。

さて、最近、「源流」の愛読者の皆さまから、直接膝を交えてロータリーを語る機会を設けて貰えないかという要望が寄せられています。「源流」の読者は比較的年齢が若く、さらにクラブの会長・幹事といった中核的な方が多いという特徴がありますし、ロータリーの情報は決してITの活用によって全てが収集できるものでもありませんので、一堂に会して、情報交換と親睦を図るのも意義あることだと思います。

  @     日程 このロータリー年度後半は、規定審議会、大阪国際大会等のため日程の調整がとれませんので、8月7日土曜日に開催する予定です。
A     場所 JR芦屋駅前のホテル竹園芦屋、私のガバナー年度に代表幹事をしていただいた福本氏の経営するホテルで、巨人軍の宿舎としても有名です。新幹線をご利用の方は新大阪からJR新快速で3駅目が芦屋で所要時間15分、芦屋駅からは徒歩1分です。
B     セミナー 規定審議会直後ですので、新たに変更された立法案についてお話申し上げ、その後十分時間をとって、ロータリー全般に亘る意見交換を行いたいと思います。
C     懇親会 神戸牛によるすきやきパーティなどいかがでしょうか。二次会は9階のバーを予定しています。
D     宿泊 ホテル竹園

以上のような内容で「源流セミナー」を企画しております。どの程度の人数になるかは現時点では予測がつきません。この催しについてのご意見をお寄せください。
なお、詳しい情報は、「源流セミナー予告」をご覧ください。